CL愛知補助備忘録

こんにちは。かたかなです。今回は身内に握らせた悪パーフェクションについての記事。

 

・悪パーフェクションとは

レッド&グリーンの追加効果や、ガラルファイヤーVの特性によって盤面に集めたエネルギーをマニューラGXの特性「シャドーコネクション」により、基本悪エネルギーを移動させることによってエネルギー要求の高い技を連発していくことを目的としたミュウツー&ミュウGXの一つの形態。1月のレギュレーション変更により、特性「スカーチャージ」のガオガエンGXや特性「チャージアップ」のアーゴヨンがスタンダードレギュレーションから消滅したことにより、安定した火力を出せなくなったと思われたが、ガラルファイヤーVの登場により、安定して後攻2ターン目に6エネを供給することができるようになった。

 

・構築の経緯

マニューラ発売当時からわたしはそこそこゲッコウガ&ゾロアークGXガオガエンGXアローラキュウコンGXによる悪バレットを使っていました。その流れで12月ごろにアーゴヨン+アーゴヨンGX+マニューラGX動かすパーフェクションを組み、アーゴヨン(チャージアップ)がレギュレーション変更により使えなくなったため一旦手を離していたところにガラルファイヤーが発表されたため、少し弄って整えてベースを作った次第です。

 

12月ごろの構築がこちら。ウルトラビーストであることを生かしたビーストリングでの加速がそこそこ強いがちな構築でした。基本的な動きはナイトユニゾンGXによりガオガエンGXを出し、マニューラシルヴァディをレッド&グリーンを一部使用して進化させることでエネルギーを加速させてあくのはどうやグリードクラッシュを打つ、といったところです。最終的なものはマニューラアーゴヨンGXアーゴヨンをたて、GX権を残してビーストリングで加速してクロスディヴィジョンGXやデッドムーンGXDDトルネードGXなどを打っていくという構築をくんでいました(最終のものはとっていませんでした😅

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ガラルファイヤーVが発表されてすぐに組んだ構築がこちら。ガラルファイヤーVアーゴヨンと違ってたねポケモンであることから、2ターン目にデッドムーンGXやクロスディヴィジョンGXを追加効果ありで打つことができるようになったことを歓喜しながら組んだものなので、この時点では多少安定感に欠けるものと思って組んだのですが、それなりに安定してデッドムーンGXを打てがちなことがわかったため、このベースを投げて考察することに。

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最終的な構築がこちら。やっぱりムゲンダイナが重い構築になっていたため、ガラルサンダーVを採用することで最低限勝てるとは言わないが負けない程度の構築にすることになりました。また、れんげきウーラオスVmaxに対して、先行2ターン目のキョダイレンゲキでニューラが倒されてしまうことが非常に困るため、サイコパワーのミュウを採用することにしました。また、ガラルサンダーVを採用する都合上、基本超エネルギーの採用は厳し目なので、クロスディヴィジョンGXは諦めてベンチ狙撃の枠としてウッウVを採用する運びとなりました。わたしはクロスディヴィジョンをして欲しかったけどこっちの方が後1の安定行動も作り出せるのでよかったのかなと思います。

1に使えるサポートとして、ナツメ&ハチクがニューラ+デデンネGX+ガラルファイヤーVと並べることができて強いため、ナツメ&ハチクもサイド落ちケアで2枚採用してあります。

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これが実際使ったやつ

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これが私のやつ

 

・各対面の動き想定

まず、じゃんけんに勝った場合は後攻を取っていきます。基本的な動きとして、ナツメ&ハチクを使ってニューラ+ガラルファイヤーVデデンネGXを手札に加え、デデチェンジを行うことで手札にタッグコールを抱えた状態で手張りをして番を返すと後攻2ターン目にはレッド&グリーンから繋がってエネルギーが盤面に6枚ある状態が作れるので、そこから悪の波動やデッドムーンGXを打っていきます。レッド&グリーンを使うタイミングでデデンネクロバットにアクセスできる札が手札にあるとかなり楽に展開していくことができるでしょう。

 

 ADPZ対面 有利

2オルタージェネシスGXの返しに後2デッドムーンGXから入る。デッドムーンGXADPを処理することで、返しにメタルソーサーもげんきのハチマキもつけられないため、ミュウツー&ミュウGXが場に残り、次のターンにウッウVを場に出しながら悪の波動を打つことで、盤面で勝つことができるでしょう。

 

ムゲンダイナ対面 不利寄り

2ガラルサンダーVのらいめいげりから入る。らいめいげりでムゲンダイナVmaxを落とした後、デッドムーンGX2匹目のムゲンダイナVmaxないしサイド2枚取れるポケモンを倒して、最後にスピットシュートでジグザグマなどを倒すことで締める。

 

 マッドパーティ対面 不利

悪ニューラとクロバットを駆使して戦うしか無い。世知辛い世の中。

 

炎系統 多少有利寄り

相手が2面立っていなければデッドムーンで1匹取りつつ溶接工を言われ無い状態を作ることができるため、2回悪の波動でサイド3枚取れるポケモンを殴れるのでサイドレースで有利取れる。ヤクデのように中速〜低速で1面だけで強いがちなやつは結構辛い。

 

パーフェクション系統 しらん

現物を用いて殴る。相性は取り巻き次第。詳細不明。ミラーはガンダーとミュウミュウと悪現物のじゃんけんで、弱点つけるリソースが先に切れた方が負け。

 

ドラパルト 有利がち

ガラルファイヤーVをはじめとし、弱点で殴ることができるため、有利。エネを割られてもガラルファイヤーVが強すぎるため、エネルギーは間に合う。ミュウツー&ミュウGXスタートしない限り良いでしょう。

 

インテレオン 有利がち

エネを剥がされても復活するためどうにでもなる。ダイバレットはミュウでなんとか止めることにする。

 

ジュナイパー 不利がち

1匹目のジュナイパーをデッドムーンで取ることができれば、連鎖的に止まって種切れにできるであろう。できなければ負け。

 

・反省点

初期にマニュバディでくんでいたときに、タッグサポ(特にシロナ&カトレア)とシルヴァディが、都合よく引けなかったり手札圧迫だったりして扱いづらかったために今回考察対象としてシルヴァディ入りを抜いていたが、シニアの上位にシルヴァディ入りが多く入賞していたため、多少考察しても良かったのかもしれない。また、シャドーボックスミミッキュの数が想定より多かったようで、回復ソースとしてのマオ&スイレンや、すごいきずぐすりの採用もして良かったかもしれない。特に、マオ&スイレンはタッグコールからさわれ、シロナ&カトレアで再利用も可能なので優秀だったように思える。また、後1安定行動がないのでガラルドガス入り構築もそこそこ魅力的だと思った。トレーナーズと特性のいずれかを縛れると言う点で、非常に好きな形のアグロコントロール感を得られるなといった気分である。